Arikaina 2014/12 和歌山の公共事業がやり玉に[4]
県外の事業者も参加できるものの…
人やモノが取り合いに

 しかしそれでも、今のところは応札の増加=落札率の低下につながっているわけではないようで、入札監視委員会でも

「より多くの業者に入札参加してもらえるようにしていき、より競争性を高めるような工夫をしていきたい」と国は回答しています。

また県内の事業でも、多くの場合は県外の事業者も応札することができますが、実際にはなかなか難しいようです。

「県外からですと、現場の人や重機を確保するのが難しいようです。

紀南などでは、(人や重機が)取り合いになっているところもあると聞きます」

 入札監視委員会で、たびたび問題を指摘されている県内での公共事業。

近畿地方整備局でも今のところは業者基準の緩和以外には具体的な対策は提示しておらず、

しばらくは他府県に比べて落札率の高い状態が続くことになりそうです。
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Arikaina
2014/12号
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