Arikaina 2015/5 ハイテクワナも捕獲1頭[2]
笠畑地区に設置されているハイテクワナ
カメラのほか、電源確保のための太陽光発電装置も設置されています

県が購入、1台80万円
しばらくは無料で貸出

 システムの費用は、1台で約80万円。国の補助事業を活用して県が購入し、それを貸し出すという仕組みになっています。

現在はまだ実験段階として、無料で貸し出されているとのことです。

今回の実験は今年9月まで予定されていますが、前述の地域振興部では「あまりにも捕れなければ他の地区で、ということになるかもしれません」と話しており、

シカやイノシシの被害状況を見て場所を選定し、他の地区での設置も検討するとしています。

 ホカクンを販売する(株)アイエスイー(三重県伊勢市)によると、和歌山県内では下津町以外にもホカクンは設置されており、他ではもっと捕れているところもあるとのこと。

ただ、場所の選定はやはり重要とのことです。

同社ではホカクンの他にも、ワナの監視から作動して捕獲するまでを全て全自動で行う「おりわなみはるちゃん!」など、さまざまなハイテク捕獲システムを販売しています。
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2015/5号
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