Arikaina 2015/7 伝統芸能を子供たちに指導[2]
塩津では長年、子供に指導
小学校休校後も練習続ける

 「いな踊り」の伝わる塩津地区では地元の塩津小学校で、長年小学生に踊りを指導。毎年地域の夏まつりでは、子供たちも大人に混じって「いな踊り」を踊っています。しかし、塩津小学校は昨年で休校。地域の子供は下津町内の別の小学校へ通うことになりましたが、保存会では今も毎月2回、地域の小学生を対象に「いな踊り」の指導を続けています。今年の夏まつりでも、子供たちが踊りに参加するそうです。

「できれば今の子供たちが通っている小学校でも『いな踊り』を授業に取り入れてほしいと話しているんです。塩津地区以外の子供たちにも、地元の踊りを踊ってもらえれば(いな踊り保存会の南方さん)」

 いずれも何百年と続いてきた、海南市内の3つの踊り。人は少なくなってしまったものの、地域の伝統を次の世代に受け継いでいこうという心意気は、まだまだ健在のようです。
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2015/7号
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