Arikaina 2015/10 意外にもろい?太陽光発電施設[3]

被害に遭っても、保険で解決は難しい?

 ところが今回の九州のようにいざ被害に遭っても、その損害賠償を太陽光発電の施設側に求めることは、なかなか難しいようです。太陽光発電の活用に取り組む宮崎県のNPO法人「ひむかおひさまネットワーク」によると、「太陽光発電施設の業者が、第3者への保障もあるような保険に入っていれば可能でしょう。

しかし一般的には、保険は自分が受けた損害を保障するもの。他人の損害、まして自然災害によるものとなれば、保険次第ということになります」

前述の業者も「周りに飛び散り、破損したものには出ない。損害保険はそういうものでしょう。しかしそうは言っても、道義的にそれでいいのか。今回被害を受けた方も、そういう風になっています」と話しています。「大きいのは、建築基準法の規制が無いことです。行政としても対応が難しい(同NPO)」
[5]続き
[6]前に戻る
(1) (2) (3) (4) (5) (6)
次の記事 [4]箕島球友会、日本選手権出場
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2015/10号
[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る
IP分散サーバーサービス