Arikaina 2019/1 紀の川映画祭
巨匠・溝口健二監督の作品を一挙上映 紀の川映画祭

浪華非歌

 「男を描かせたら黒澤、女を描かせたら溝口」と呼ばれ、「官能的」とも評された長回し撮影で知られる巨匠・溝口健二監督。

ベネチア映画祭銀獅子賞など、国際的にも高い評価を受ける同監督の代表作が一挙上映されます。

▼上映作品

▽「浪華非歌(エレジー)」(昭和11年)
山田五十鈴/梅村蓉子/志村喬
 父を救うため金持ちの妾になるも、妻にばれ、恋人にも逃げられ…戦前の大阪に流れる女の悲歌。

▽「西鶴一代女」(昭和27年)
田中絹代/山根寿子/三船敏郎
 身分違いの恋に始まった、人生のかけ違え。男たちに、社会に翻弄される女の一生を描いたベネチア国際映画祭国際賞受賞作。

▽「雨月物語」(昭和28年)
京マチ子/水戸光子/田中絹代/森雅之
 古典「雨月物語」を、モーパッサンを交えて描いた意欲作。ベネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。

▽「山椒太夫」(昭和29年)
田中絹代/花柳喜章/香川京子
 残酷ながらも美しい、家族の愛の物語。「安寿と厨子王」を圧倒的な映像美で描き、ベネチア映画祭3年連続受賞の快挙を成し遂げた名作。
▼日時=
1月19日(土)
10時半〜「浪華」
12時半〜「西鶴」

1月20日(日)
10時半〜「雨月」
13時〜「山椒」

入場券=300円(全席自由、貴志川生涯学習センターほかで発売中。1枚で2日間、全作品鑑賞できます)
駐車場有
会場とチケット販売&問い合わせ=貴志川生涯学習センターかがやきホール(海南インターから370号線に入り東(紀美野方面)へ、セブンイレブン海南沖野々店とたなか屋の交差点で北へ上がり直進、セブンイレブン貴志川町井ノ口店の角で左折、道なりに進んで貴志川を橋で渡り、貴志川郵便局の交差点で左折(西へ)、貴志川高校隣。わかやま電鉄甘露寺前駅より徒歩10分)
Yahoo!地図で見る
TEL.0736・64・2273
次の記事 [4]よんななオープン
前の記事 [3]人を「本」に見立てて聞く
←このページのコード
有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2019/1号
[1]このページの一番上へ
[2]記事一覧へ
[0]トップページへ戻る