Arikaina 2020/6 求人倍率1割れ目前
県内の有効求人倍率 1・0割れ目前に
 和歌山労働局の統計によると、4月の県内の有効求人倍率は1・14倍と、1を切る目前になりました。

ハローワーク和歌山管内ではすでに1を切っており、
"買い手市場化"が進んでいます。

 県内の有効求人倍率はおととし(31年)まで上昇傾向にありましたが、昨年から減少傾向に。

今年に入ってからは、落ち込み幅も高くなっています。

県内でも人口の多いハローワーク和歌山の管轄地域(和歌山市・岩出市・紀の川市)では、4月の有効求人倍率が0・94とついに1を割り込み、求人より求職者の方が多い「買い手市場」に突入しています。

 和歌山労働局では「外出自粛で、ハローワークに出向いていない求職者の方もかなりいらっしゃるのでは。

和歌山では、求職者がすごく増えたという動きにはならなかったのでは、と思っています」と話しており、実際にはもっと求職者が増加している可能性もありそうです。

少子高齢化などにより、求職者より求人が多い「売り手市場」が続いてきた労働市場ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、潮目が変わることになりそうです。

参考=ハローワーク和歌山「賃金情報・統計情報」(jsite.mhlw.go.jp/wakayama-roudoukyoku/hw/hwwakayama_toukeijouhou.html
和歌山労働局「統計情報」jsite.mhlw.go.jp/wakayama-roudoukyoku/jirei_toukei/shokugyou_shoukai/toukei.html
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