県砂防課によると、リストは航空写真から割り出したもの。県民からの盛り土の情報提供も受け付けていましたが、提供は数件だったとのことです。 リストアップされたのは、県内で全838か所。ただしリストは「海南市1・野上中」「有田市2・千田」など、番号と大まかな住所のみを記したものです。 同課によると「不安をあおってしまわないよう」盛り土のくわしい場所の記載はさけており、地図にして公表することも考えていないとのことです。今後、リストの盛り土の中から危険度の高いところがあれば、現地調査を行うとしています。 また今回リストアップされた盛り土は土砂災害警戒区域にふくまれている地域のものですが、同課ではそれ以外の場所にある盛り土もリストアップするとしており、引き続き県民からの情報提供も受け付けています。
▽公開ページ=和歌山県ホームページ(www.pref.wakayama.lg.jp/index.html)から、上部の検索窓で「県内における盛土の総点検について」で検索 TEL.073・441・3171 市町村が公開している盛り土マップも
またこれとは別に、以前から県内の各市町村も、大きな盛り土の場所を「大規模盛土造成地マップ」として公表しています。こちらは数は少ないものの、マップ上にくわしい場所も掲載されています。 県都市政策課によると、これは国交省からの呼びかけで作られているもの。こちらも航空写真から割り出されたもので、多くは'14年〜'18年ごろに発表されています。 なおすべての市町村が公開しているわけではなく、有田・海南地方では、海南市と有田川町がマップを公開。紀美野町・有田市・湯浅町・広川町は「大規模な盛り土が確認されていない」として公開していません。同課によると、自治体の判断でマップを更新していく方向とのことです。
▽公開ページ=和歌山県ホームページ(www.pref.wakayama.lg.jp/index.html)から、上部の検索窓で「大規模盛土造成地マップ」で検索
(*1)和歌山県「知事記者会見 令和3年7月7日」(www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/press/03/7/210707.html#d210707_5) 前の記事 [3]ワクチン、早い自治体では10月終了か
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