広がる学校給食の無償化 湯浅町でも導入を検討中湯浅町の上山章善町長が、9月の町議会で学校給食費について「無償化したい」と発言。前向きにとりくむ姿勢をあきらかにしました。有田・海南地方では今年に入ってから、紀美野町・広川町が相次いで学校給食の無償化に踏み切っています。 紀美野町・広川町では、今年4月から無償化
紀美野町では今年4月から、小・中学校の給食費の無償化を実施。広川町も同じく4月から、中学校の給食費を無償化しています。
「中学生の方が制服などの費用負担が大きいということで、町長のトップダウンで実施が決まりました(町教委)」同教委によると、今のところ小学校の給食の無償化は検討されていないとのことです。 湯浅町では9月議会で久澄(ひさずみ)顕人町議が無償化について質問し、上山町長もかなり前向きな姿勢を見せました。同議会の中では無償化に必要となる費用についても、小学校では約2500万円・中学校では約1500万円と、具体的な試算を教育次長が答弁しています。 同町の教委では「いったん無償化すれば、1回だけではなく恒久的に無償化する必要がある。慎重に考えた上で、予算を要求していきたい」と話しています。質問した久澄議員は「予算枠を考え、広川町のように小・中学校のどちらかから無償化するのもひとつの対応。今後も議会でとり上げるとともに、住民による活動も考えていきたい」と話しています。
高い県内の給食費…
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