Arikaina 2021/11 コロナワクチン85%に 3回目も
まだの人もまだまだ打てる

コロナワクチン 有田・海南で85%に到達 3回目の接種券も発送開始

 接種の進むコロナワクチン。有田・海南の市・町では、1回目の接種率が平均で85・9%にも達しました。一方、11月からは3回目分の接種券の発送が開始されます。 ※記事の内容は11月8日時点のものです。


有田・海南地方
コロナワクチン接種の状況


紀美野町
11/1時点
1回目 87.5%
2回目 86.4%

海南市
10/31時点
1回目 84.4%
2回目 83.7%

有田市
10/14時点
1回目 81.7%
2回目 78.0%

湯浅町
10/31時点
1回目 87.0%
2回目 86.3%

広川町
10/31時点
1回目 87.7%
2回目 86.2%

有田川町
10/31時点
1回目 87.3%
2回目 83.3%

接種の希望「まだぽつぽつと」

 有田・海南の市・町では、12歳以上の1回目接種率が平均で85・9%に到達。10月〜11月に入っても接種希望者は「ぽつぽつとは来ている(有田市コロナワクチン接種推進室)」とのこと。コロナワクチンは1本で6人に打つことができ、一回開けるとすぐに使ってしまわないといけないため、今から接種する場合は6人そろってからという自治体が多くなっています。「1〜2週間ほど待っていただく感じです(有田川町健康推進課)」

1・2回目分はワクチン配送終了も、今からでも接種は可能

 県は10月29日に、3回目の接種で使用するワクチンの配分を公表。11月15日および22日の週配送として、県全体で47箱(約5万5千回分)を配分するとしています。1・2回目の接種では市町村に箱単位で配分していましたが、3回目分はこまかく1本ずつの配分となっています。配分されるのは1・2回目の接種と同じく、ファイザー社のワクチンです。

県健康推進課では、「12月に医療従事者から開始するという方針は決まっている。方向性としては全員接種になっているが、最終的に(高齢者までにするのかなど)どの範囲まで接種するかは決まっていない」と話しています。
 一方1・2回目の接種用ワクチンについては、10月はじめの週で配送を終了。現在のところはまだ余裕があり、来年2月までは接種できるとしています。

 同課によると3回目の接種がはじまっても、1・2回目の接種を受けることはできるとのこと。3回目の接種分として配送されている分のワクチンも、1・2回目の接種分として使うこともできるとのことで、当面は1回目からの接種も、今までと変わらず受けることができそうです。

参考=和歌山県「新型コロナワクチンの配分について」(www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040001/d00207154.html)/和歌山県「新型コロナワクチン追加接種(3回目接種)に使用するファイザー社ワクチンの市町村配分について」(wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=34239)/海南市ワクチンレポート(www.city.kainan.lg.jp/corona_virus/vaccination/3458.html)/有田市「広報ありだ令和3年11月号」(www.city.arida.lg.jp/shisei/kohokocho/kohoarida/1003208/1003210.html)/湯浅町「新型コロナウイルスワクチン接種率について」(www.town.yuasa.wakayama.jp/publics/index/295/&anchor_link=page295#page295)

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