Arikaina 2022/10 外国人雇用管理セミナー
和歌山労働局 外国人雇用管理セミナー

 オンラインで開催される、外国人雇用に関する総合的なセミナー。どなたでも参加することができます。

 当日は和歌山労働局/県警/大阪出入国在留管理局が登壇し、外国人労働者の現状や不法就労の防止、労務管理などについてそれぞれ講演します。和歌山労働局によるとすでに外国人労働者を雇っている事業者はもちろん、これから外国人の雇用を検討している事業者にも参考になる内容となっているとのことです。

※当日はZoomを使用します。参加希望の方は事前に下記のメールアドレスに企業名・住所・電話番号・氏名を記入し、メールの件名を「外国人セミナー申込」として申し込んでください。申し込みの締切は10月31日(月)。定員は100名。参加無料。なお、申し込みは1社につき2名までとなっています。

▽申し込みメールアドレス=taisakuka-wakayamakyoku@mhlw.go.jp

日時=11月10日(木)14時〜15時半
問い合わせ=和歌山労働局
TEL.073・488・1161

昨年、増加率で全国トップクラスに
県内の外国人労働者

 厚労省の資料によると、国内の外国人労働者は'07年に届出が義務化されて以降、一貫して上昇傾向。コロナ禍となったここ2年は伸び悩んでいるものの、それでも増加し続けています。

 県内では昨年10月末時点で、外国人労働者を雇用している事業所は933か所・外国人労働者数は3390人。うち約半数を製造業が占めています。さらに都道府県別の増加率では、和歌山県は前年からの増加率で3位・外国人を雇用する事業所の数でも2位となっており、全国的に見ても高い伸び率を見せています。

 一方厚労省の別の資料によると、外国人労働者(技能実習生)からの労働基準監督所への申告は、'20年には192件と前年からほぼ倍増。昨年はやや減少したものの、それでも126件となっています。申告の内容としては賃金の不払いや支払われる賃金が最低賃金以下であったなど、主に賃金に関するものが多くなっています。

参考=厚労省「外国人雇用状況」の届出状況【概要版】(令和3年10月末現在)(www.mhlw.go.jp/content/11655000/000887553.pdf)/厚労省「外国人雇用状況」の届出状況まとめ【本文】(令和3年10月末現在)(www.mhlw.go.jp/content/11655000/000887554.pdf)/厚労省「外国人雇用状況」の届出状況表一覧(令和元年10月末現在)(www.mhlw.go.jp/content/11655000/000590311.pdf)/厚労省「技能実習生の実習実施者に対する監督指導、送検等の状況」(令和3年)(www.mhlw.go.jp/content/11202000/000969254.pdf)


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