「コロナが収束しても、減少するとは考えられない」 救急車の出動が激増 和歌山市消防局に聞く救急車で搬送、約半数が入院を必要としない軽傷和歌山県、軽傷の割合が全国でもトップクラス
消防庁が公開している「救急車利用マニュアル」では、「救急車で搬送された人の約半数が入院を必要としない軽傷」としています。和歌山県は特に軽傷の割合が高く、'21年の消防庁の統計では軽傷の割合が51・8%と、全国の都道府県で4位となっています。 有松さんは「適正利用を心がけていただきたいところではあるんですが、このお話をする時にいつも加えるのは『(救急車を)呼ばんとこ』という方の中には、本当に呼ばないといけない方もいらっしゃるので、その時はためらうことなく呼んでいただきたい。難しいんです」と話しています。 厚労省は1月19日付けで、自治体に向けて事務連絡を発表。病床使用率が高い水準にあり救急搬送困難事案も全国的に増加しているとして、ひっ迫回避に向けて取組を進めるよう通知しています。 その中で呼びかけられているのが、「救急安心センター事業(♯7119)」の導入推進です。これは救急車を呼ぶかどうか迷った場合に「♯7119」に電話すると、医師や看護師のアドバイスが受けられるというもの。 消防庁では軽傷者の割合の減少効果が期待できるとしており、現在、県内では田辺市で導入されています。県の危機管理・消防課によると厚労省の通知を受け、県内のほかの地域での実施に関して関係部署で検討がはじまっているとのことです。 (1) (2) (3)
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