賃貸で建物被害、責任はどうなるのか?土砂崩れでご近所と問題に…6月の大雨災害を受け、和歌山弁護士会では災害に関するさまざまなトラブルについて和解あっせんを行う「災害ADR」を開始しました。無料で申し立てを行うことができ、原則3回以内の話し合いによるトラブル解決を目指します。東日本大震災をはじめ大きな災害のさいに各地で実施されているもので、和歌山弁護士会では、今回はじめて実施されるとのことです。裁判より迅速で、柔軟な解決が期待できるとされています。 災害ADRでは、通常1万1千円かかる申立手数料が無料。希望があれば、申し立ても弁護士が無料でサポートします。和歌山弁護士会によると、相手が話しあいに応じなかったり途中で打ち切った場合はそこで終了になりますが、話しあいを進めている間も費用が発生する場合は事前に依頼された方に予告し、相談しながら進めていくとのことです。 話しあいにより和解が成立すると、解決金から成立手数料を支払うことになります。同弁護士会によると7月はじめ現在、すでに問い合わせも来ているとのことです。
問い合わせ=和歌山弁護士会紛争解決センター
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