海南市は、来年７月から水道料金を値上げする方針です。この７月には、市内各地でこの件に関する説明会が開催されます。 値上げ幅は、家事用では現在月に20立方メートルの使用量で２８５３円のところ、３３７１円と５１８円値上り。ほとんどの家庭では、月に18％の値上げになる見込みです。月に100立方メートルでは、現在は月に１７９９３円のところが２２３７１円となり、24％のアップと、値上げ幅はさらに大きくなります。 海南市の資料によると月に20立方メートルの使用量で比較した場合、現在の価格でも県内の他市平均(２８０４円)を上回っていますが、値上げ後は全国平均(３３３４円)をも上回る価格になるとのことです。 早ければ９月の市議会で決定か市では値上げの理由として、人口減少で水道の利用量が低下していることや、老朽化している水道設備の維持費用がかさむことなどをあげています。ただ値上げを実施しても、６年後の'29年には水道事業は赤字に転落すると予測されており、近い内にさらなる値上げとなることも考えられそうです。 市水道部では今回の値上げについて、９月の市議会にはかる予定としています。市議会を通れば、予定通り来年から値上げが実施されることになりそうです。
▼説明会の日程 参考＝海南市「水道料金の見直しについての市民説明会を開催します」(https://www.city.kainan.lg.jp/kurashi/suido/3476.html)
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