県と和歌山市、コロナ交付金から5000万円を東京ガールズコレクションに支出今年2月、和歌山市で開催された「東京ガールズコレクション」。来年2月にも、ふたたび和歌山市で開催されることになりました。県はこのイベントに予算を付け、2500万円を支出すると発表。和歌山市も2500万円を支出するとしており、県と市で、あわせて5000万円が行政から支出されることになります。県と市は、いずれも財源としてコロナの交付金をあてるとしています。
東京ガールズコレクション(以下「TGC」)は、'05年から年2回開催されているファッションフェスタ。「東京」の名の通り、当初は東京や横浜など関東で開催されていましたが、'10年には沖縄で開催。その後は名古屋や宮崎・福島・北九州など、全国各地で開催されています。和歌山県では、今年2月がはじめての開催でした。 TGCが開催されるさいには、最近でも'19年には熊本市が1233万円・富山市が3000万円・静岡市が約2600万円など、開催地の自治体がそれぞれ予算を付けています。和歌山市も、2月の開催時には3500万円を支出しました。 来年2月の開催でも、和歌山市は2500万円を支出すると発表しています。さらに今度は県も予算を付けることを決定し、市と同じく2500万円を支出すると発表。県と市、あわせて5000万円を支出することになります。県・市とも、その財源にはコロナの交付金をあてることになっています。
コロナ支援のお金をTGCに
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