「なぜここに建てるのか」白馬山脈の巨大風力発電所計画に、専門家から疑問の声相次ぐ[1]有田川町〜日高川町にまたがる白馬山脈で計画されている、巨大な風力発電所。6月末、この発電所による環境への影響を審査する審査会が和歌山市で開かれました。審査会には大学教授や環境団体などの専門家が参加しましたが、「貴重な環境を壊してまで、なぜこの場所に建てるのか」といった声が相次ぎました。 事業者側は工事をはじめるために必要な手続きを着々と進めているものの、地元住民による反対活動も活発化しており、計画が実現するかどうかは予断を許さない情勢です。
計画されているのは「(仮称)DREAM Wind(ドリームウィンド)和歌山有田川・日高川風力発電事業」。大阪の大和エネルギー(株)と東京の電源開発(株)による開発で、高さ約140メートルという巨大風車を最大で11基設置するとしています。 こうした大型の風力発電施設を開発するさいには、何度か環境への影響を調査した資料を作成・公開する必要があります(環境アセスメント)。今回の事業者もその手続きを進めており、3月に3回目となる資料を公開しました。資料を公開したさいには環境に関する専門家による審査会が開かれ、事業者が意見を聞くことになっています。 (1) (2) (3) (4)
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