県と有田市、「エンジン01」に7500万円を支出[1]11月、有田市を中心に開催される「エンジン01(ゼロワン)」。各界の著名人が有田周辺に集まり、講座などが集中的に開催されます。10月からはチケットの販売もはじまりました。 このイベント自体は「エンジン01文化戦略会議」という団体が主催する民間の事業ですが、運営費はほとんど県と市がまかなっていることが分かりました。支出している金額は3日間のイベントで、計7500万円。出演者の宿泊費や交通費もここからまかなわれ、さらに「おもてなし費用」として、600万円あまりをかけて食事などを提供するとしています。
「民間のイベント」なのに経費はほぼ税金
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「ボランティア集団」であることを謳っている「エンジン01文化戦略会議」の公式X(旧ツイッター) |
有田市の資料や市で事業を担当している経営企画課によると、イベントには県が2500万円、有田市が5000万円を支出。運営費は、ほぼこれでまかなわれるとのことです。
内訳としては会場の設営などのほか、宿泊や輸送費として約2300万円、広報費として約900万円などとなっています。
また「おもてなし運営費」として、約600万円が計上されています。これはイベント初日の夜に行われるウェルカムパーティや、ケータリング(イベント中の食事)の費用とのことです。
玉木市長がフェイスブックに投稿したところによると、今回のイベントで参加する講師は約120名。単純に計算すると、1人あたり約5万円の「おもてなし」が実施されることになります。
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