Arikaina 2024/10 知事、反対署名を直接受け取らず[1]
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何か直接受け取れないワケが?
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白馬山脈で計画中の巨大風力発電所 知事、反対署名を直接受け取らず[1]
有田川町〜日高地方にまたがる白馬山脈で進行している、2つの大型風力発電所の計画。10月、計画に反対する周辺住民が、自分たちで集めた知事あての署名を提出しました。
しかし署名提出の場に、知事は現れませんでした。住民側は何か月も前から、知事に直接受け取ってもらえるよう要望していたとのことです。
10月8日、県庁で有田川町や日高川町の住民により手渡された、各地域ごとの反対署名。知事は出席せず、環境関連の部署の職員が受け取りました。
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計画地は全域が保安林
カギ握る知事の判断
反対署名が提出されたのは、東京のコスモエコパワー(株)による「(仮称)中紀第二ウィンドファーム事業(以下中紀第二)」と、大阪の大和エネルギー(株)と東京の電源開発(株)による「(仮称)DREAM Wind和歌山有田川・日高川風力発電事業(以下ドリームウィンド)」。いずれも高さ140メートルほどの風車を10基以上建設するという計画です。
しかしいずれの計画も、計画地にはブナ林などの貴重な自然が残っており、全域が保安林に指定されています。このこともあり、周辺の住民からは環境破壊や土砂崩れなどを心配する声が上がっています。
保安林を開発するには知事による指定解除が必要になるため、2つの計画が実現するかどうかは、知事の判断が大きな影響を持つことになります。
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2024/10号
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