Arikaina 2024/12 新防災公園、市民の意見反映されず[3]
新公園は「重機」推し?

海南市が新防災公園の計画を発表も…市民の意見、ほとんど反映されず[3]


歴史民俗資料館は廃止に

海南市木津にある海南歴史民俗資料館(12月7日撮影)

 「体験学習館」では重機体験のほか、海南市の歴史や民俗、災害に関する展示も行われることになっています。市の都市整備課によるとこの「体験学習館」の新設にともない、同市木津にある「海南歴史民俗資料館」は廃止になるとのことです。

 市の資料によると同館は1981年(昭和56年)の建設。海南市の歴史や民俗、偉人などにまつわるさまざまな展示を行い、小学校の学習や遠足でも使われていました。しかし建物が老朽化しており、同様の展示を行う「体験学習館」のオープンにより廃止されるとのことです。

KADOKAWAの撤退、自然博物館の移転中止…
紆余曲折の末、グランドデザインを公表

海南市の防災公園をめぐる流れ

'17年8月
市が「わんぱく公園」の利用者にアンケートを実施
'17年9月
市が市民意見交換会を開催
'18年12月
市が最初の防災公園の計画「(仮称)中央防災公園整備基本計画」を発表
'19年4月〜6月
市が市政懇談会や市議会で、県立自然博物館が大野中に移転すると説明
'21年11月
市が(株)KADOKAWAを公園の事業者に選定
'22年11月
東京五輪にまつわる汚職事件を受け、(株)KADOKAWAが事業者を辞退
'23年2月
県議会で藤山将材議員が、岸本知事から「自然博物館の移設についてはゼロベースから見直す」と説明を受けたと発言
'23年9月
県議会で教育委員会が「自然博物館の移転を断念する」と発言
'24年2月
市がオリコン社を新しい事業者に選定
'24年11月
市が新しい計画「海南市民防災公園グランドデザイン」を発表

次ページ「紆余曲折の末、市民の意見があまり反映されずに」

(1) (2) (3) (4)


次の記事
植樹で"令和の広村堤防"

前の記事
「エンジン01」中学校でお酒


←このページのコード

有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2024/12号