Arikaina 2024/12 「エンジン01」中学校でお酒[3]
ほぼ税金で運営も、収支は非公開

中学校でお酒、豪勢な食事…有田市で開催された「エンジン01」[3]


動員は目標の約半数、でも「大盛況」
チケットの売上は非公表

 「エンジン01」の終了後、市は来場者数を1万2千人と発表。有田市で2月に開催された「エンジン01 in 和歌山有田実行委員会 設立総会」の資料では、動員目標数は3日間でのべ2万人としていました。目標の約半数の来場者数だったことになります。ただ玉木市長は12月に発行された市の広報紙「広報ありだ」の中で、「大盛況のうちに無事終了することができました」と述べています。

 「エンジン01」の各講座のチケットは1枚800円(中高生対象の講座「ハローワーク」は無料)で、チケット販売サイトの「チケットぴあ」でも販売されていましたが、本紙が開催前日の11月21日に「チケットぴあ」のサイトを確認したところ、全84講座(1講座販売停止)のうち、完売していたのは23講座だけでした。市の経営企画課によると、チケットの販売枚数や売上については公表されないとのことです。

 なおイベントの運営費はほとんど税金でまかなわれていますが、チケット販売による収入は、すべて「エンジン01文化戦略会議」に入ることになっています。同会議はホームページで、自団体を「ボランティア集団です」と表明しています。

岐阜市(人口40万人)や市原市(人口27万人)での開催と
ほぼ同数の動員 有田市で2回目の開催も?

 「エンジン01」は'02年にはじまり、以来1〜2年に1回ほどのペースで全国各地で開催されています。過去10回の開催を調べたところ、前回の千葉県市原市(人口約27万人)では、来場者は今年の有田市と同じ1万2千人。前々回の岐阜市(人口約40万人)では、有田市より少ない1万人となっています。それ以前の開催でも、おおよそ人口の10分の1〜20分の1ほどの来場者数です。

 今回の有田市は人口約2万5千人に対して来場者は1万2千人と、人口の約半数もの動員数を達成。人口比では、有田市は「大盛況」だった、ようです。

 「エンジン01」終了後の11月24日夜、玉木市長は自身のフェイスブックに「エンジン02に向けて」と投稿。前回の開催地である市原市では来年2月に「エンジン02 in 市原 〜あの文化人たちが帰ってくる〜」を開催すると発表しています。ただ有田市の経営企画課では「(2回目の開催は)特にその予定はありません」と話しています。

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