Arikaina 2025/7 有田の新ごみ処理施設で問題続出[1]
今のとこ壊れたらどうなんの?

湯浅が離脱、文書改ざんで警察沙汰 有田の新ごみ処理施設で問題続出[1]


 現在、有田市・有田川町のごみ処理を行っている環境センター(有田川町上中島)。施設の老朽化が進んでいるため、有田市・有田川町に湯浅町も加わり、広域組合により有田市の須谷(すがい)地区に新しいごみ処理場を建設する検討が進められてきました。

 しかし6月、湯浅町は計画から離脱することを表明。予定地となっている須谷地区でも、一部の地権者が反発しています。さらに行政による文書偽造も発覚し、警察の取り調べが入り、有田市長が陳謝する事態に。環境センターは'30年に耐用年数を迎えることになっており、それまであと5年。有田のごみ処理がどうなるのか、予断を許さない状況が続くことになりそうです。



(上)有田市須谷地区にある、ごみ処理施設計画に反対する看板(7月6日撮影)
(下)7月1日に開かれた住民報告会(写真提供=有田市)

自治会の文書やメールを書き換え
毎日新聞が報道

 有田地方の新しいごみ処理施設は、10年ほど前に検討がスタート。当初は有田地方の1市3町(有田市・有田川町・湯浅町・広川町)が参加し、'13年には6か所が候補地となっていましたが、最終的には有田市の須谷地区が予定地となっています。

 しかし'16年には、事業費が高額になる見込みだとして広川町が計画から離脱。さらに今年6月には湯浅町も離脱しました。湯浅町の担当者によると、一部で湯浅町にだけ説明がないといった事案があり、町議会議員の要望で脱退が決まったとのことです。これにより、新しいごみ処理施設の計画に残っているのは有田市・有田川町のみとなっています。

 さらに今年6月12日には毎日新聞が計画について、須谷地区の自治会の文書を行政側が書き直していたと報道。さらには同じ記事の中で、住民からの施設に関する情報公開請求に対し、行政側がメールの添付ファイル名を書き換えていたなどとも報道しました。


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