Arikaina 2025/12 鷹島売却、国内企業が応札か[1]
木、草、塩…かつては地域の「共有財産」

1度売却して、買い戻して、また売却? 広川町による鷹島(たかしま)の売却、国内企業が応札か


 広川町が10月に公告した、鷹島とその向かいの岬・名南風鼻(なばえのはな)の売却。11月28日まで応募が受け付けられ、国内企業による応札があった模様です。広川町はかつて鷹島・名南風鼻を売却したあとで買い戻しており、実現すれば今回で2度目の売却となります。一帯は良好な景観で知られ、鷹島には縄文時代の土器が発見された遺跡があり、鎌倉時代の高僧・明恵(みょうえ)上人が修行した地としても知られています。
※記事の内容は12月6日時点のものです。


鷹島(11月撮影)

自然公園と日本遺産に指定されている一帯を売却

 鷹島・名南風鼻は「西有田県立自然公園」の一部となっているほか、国による日本遺産の構成文化財にも選ばれています。鷹島は全域、名南風鼻も多くは町有地ですが、広川町は10月にこの地を売却して宿泊施設を整備すると発表。事業者の募集を開始しました。

 応募は11月28日まで受け付けられ、町企画政策課によると応札があったとのことです。本紙の取材に対し、同課では応札が複数あったのかどうかは「答えられない」とのことでしたが、応札したのは国内企業とのことです。

 町では12月5日に非公開で応募内容の審査(プロポーザル審査)を実施。同課によると10日の町議会で審査の結果を報告し、その後、ホームページにも掲載する予定としています。


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