Arikaina 2026/1 鷹島・名南の売却、周知遅れの指摘[2]
外国の超富裕層が対象か

超高級ホテルの一端があきらかに 鷹島・名南風鼻の売却、周知の遅れを指摘する声も[2]


「9月に初めて聞いた」
「もっと早く周知できなかったのか」

 続いて行われた12月24日の町議会一般質問。30席ほどの傍聴席は満席となりました。

 一般質問では2人の議員から、町の「説明の遅れ」を指摘する声が上がりました。堀川秀幸議員は「こういう開発をしていこうという話は、地元や我々議員に事前にしてもらってよかったのではないか。今、初めて議論する瞬間が訪れた」と質問しました。

 これに対し樫原淳奈町長は「2020(令和2)年から町内の複数の候補地で誘致活動を行ってきた」とした上で、「この企業に断られた、このスーパーに断られた、ということを逐一申し上げる必要はない。公募して決定した段階で即座に議会に申し上げて公表した」と答弁し、公表のタイミングには問題ないという認識を示しました。

 町長に続いて副町長も、「やっと優先交渉権が決まった。今のタイミングがベスト」などと述べています。

 これに対し堀川議員は「企業名言うてるわけやなくて」と発言し、ややかみあわない議論に。同議員は続けて「9月に初めて聞いた」「混乱を招く恐れがあるので口外しないでください、と言われた」などと発言しています。

 尾﨑紀之議員も「もっと早くに、もっと広くに町民に周知して、多くに意見を求めながら、いろいろ進めていくというようなことはできなかったのかなと思うんですけど、いかがでしょうか」と質問しました。

 これに対し町の企画政策課長は「手を上げようとしている企業さんがいる時において、企業情報を事前に漏らすということは、やはり難しいと考えています」「企業さんにとって情報を漏らされるというのは非常に辛いというか、進出を諦めてしまうという事例がありまして」などと答弁。企業への配慮が原因であったことを匂わせました。

次ページ「町長『歴史や文化には疎いんで』」

(1) (2) (3) (4)


次の記事
海南金屋線の改良区間、ほぼ開通


←このページのコード

有田・海南のフリーペーパー
Arikaina
2026/1号