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Arikainaメールマガジン 2022/1号(2022/1/10発行)


Arikainaメールマガジン 2022/1号

皆様こんにちは、Arikaina発行人です。
今月は以下のような記事を掲載しています。

※本紙ホームページから全ての記事をご覧いただけます。
Arikainaホームページ
https://arikaina.com



▼IRカジノの資金のため、県の職員や議員が企業訪問?県議会で問題に
https://arikaina.com/_article/202201/casino-1.html

▼新型コロナウイルス 県内で無料の抗原検査とPCR検査
https://arikaina.com/_article/202201/pcr-1.html

▼有田市立病院に常勤の産科医が着任 分娩を再開へ
https://arikaina.com/_article/202201/childbirth-1.html

▼3回目進むコロナワクチン 3月以降は小学生にも?
https://arikaina.com/_article/202201/vaccine-1.html

▼ほか記事一覧
https://arikaina.com/_article/202201/kiji-index.html



メルマガ読者の皆さんこんにちは、Arikaina発行人です。

ここ2か月ほどすっかり落ち着いていたコロナさんですが、また猛威を奮い出してきています。これ書いてるの10日なんですが、ここ2日ぐらいでガーンとひどかったころに戻ってしまった感じです。

オミクロン株はたしかに凄まじい感染力と聞いてはいたものの、日本はこれまでも欧米に比べればかなり抑えてきていただけに、入ってきたとしても、ひょっとしたらそこまででも…みたいなの少し期待してたのは私だけではないと思うんですが、この前広島の知事さんが仰ていた通り、あっちゅう間に広がりました。このままですと、1日数万人とかになるのも時間の問題のような気がします。

それでなくても第5波が終わってからほぼ2か月、つまり今までの山と谷の具合からすればまた山を登り出すタイミングだったわけですが、ちょうどそのタイミングでオミクロン株が重なってきた感じです。しかも年末年始に三連休、さらにほんのちょっと前までは感染がかなり落ち着いていましたので、行動予定を入れてそのまま行動していた方も多かったはずです。

ワクチンもちょうど3回目がはじまったところ、つまり2回目の効果が薄れてくるタイミングではじまってしまいました。残念ながら感染が広がる要素が何重にも重なってしまってる感じで、しばらくはかなり広がりを見せるのではないかと思います。

和歌山県がずっとこだわってきた全員入院や経路の追跡も、難しくなってくるかもしれません。第5波のひどかったころを越えるような人数、もし1日で200人感染とかになりますと、ずっとそうなのか分かりませんが、野尻さんがすべての病床を割り振るみたいなやり方もさすがに追いつかなくなるんじゃないでしょうか。重症化率はかなり低いとは言われていますが、いくら重症者が少なくても感染者の絶対数が多ければ、医療はもちろんいろんなところに大きな影響が出て、県のやり方も見直しを迫られることになるのではという気がします。

今月はちょうど、コロナの感染症法上の位置付けの期限を迎える月でもあります。参考としてあげたm3.comさんの記事にあるように、おそらく2類とか5類ではなく新型コロナウイルス類みたいな新しいのができるんじゃないかという気がするのですが、その内容次第でも、コロナへの対応がかなり変わることになるのかもしれません。ちょうど新年がはじまったところですが、これからしばらくのコロナ対応がどうなるか、新年早々定まるようなことになるのかもしれません。



そんな感じでいろんなところに影響出てくると思うんですが、先月に続き記事にしたIRカジノのことも、かなり、というかもろに影響受けそうな気がします。

先月からしつこく書いてますように、とにかく時間がありません。今月末に全体像が示されることになっていますが、今まで取材した感じからしますと、それが約束通り示されるかは正直微妙な気がします。さらに感染が広がれば企業訪問もままならなくなりますし、集会もできなくなれば、公聴会だの説明会だのもおぼつかなくなります。企業訪問にしろ県民への説明にしろ、これだけ大きな案件で全部オンラインだけ、というのもどうかという気もします。

議会での議決まであと1か月、国への申請まであと3か月しかありません。これでまだ計画の全体像もあきらかにされず、しかも今月号で記事にしましたように、県の職員や議員が交渉の場に同席して議会で物議をかもすとか、正直、事業としてはもはや末期的な症状を呈してるのではないでしょうか。

なにより、もはやマリーナ周辺の地元の人たちの声を聞いて計画にフィードバックするですとか、そんな時間はもうありません。議決する前、つまり計画の内容が固まる前に説明をする時間すら、ほとんどありません。これで事業を進めるのは制度的には可能だとしても、さすがに無謀だと思います。先月のくり返しになりますがもしIRカジノができたとしても、将来、さまざまな禍根を残すことになるのではないでしょうか。

県やクレアベストの担当の方々には悪いですが、また先月の繰り返しになりますが、さすがにもう今回はあきらめて、やるとしても次回に仕切り直した方がいいんじゃないでしょうか。2月に議会を通ったとしても4月の申請までに感染が落ち着いていないことは十分考えられ、そうなれば「カジノのことなんかやってる場合か」というような声が大きくなるかもしれません。ただでさえ反対している人たちもいるのに、はじまる前から反感を持つ県民が増えるようでは、できたとしても先が思いやられるところです。



てなわけで、今月はこれくらいにしておきます。なんか一気に3波や4波のころに戻ってしまったような感じですが、今月号では、有田市立病院に産科医の方が来てくださるといういいニュースも掲載できました。これもコロナの影響もろかぶりになりますが、有田でまたお産ができるようになる可能性はグッと高まりました。病院はじめ、関連各位の方々の努力のたまものだと思います。

あと、ライトノベルのヒットもうれしいところです。作者の方には本もご提供いただき、久しぶりに読者プレゼントもできました。作品自体は記事でご紹介したサイトで読むことができますので(単行本ではかなり加筆・修正されてるそうですが)、地元の方の作品をおうちでゆっくり読まれるのもいいんじゃないでしょうか。しばらくはまたおうちで楽しむことをいろいろ考えとかないと、と思っている発行人でした。それではまた来月〜

※次号は2月10日(木)発行です。

参考=
m3.com「新型コロナ『指定感染症』1年延長へ、2022年1月末まで」
https://www.m3.com/news/open/iryoishin/856370




有田・海南のフリーペーパー Arikaina
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