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Arikainaメールマガジン 2022/6号(2022/6/10発行)


Arikainaメールマガジン 2022/6号

皆様こんにちは、Arikaina発行人です。 今月は以下のような記事を掲載しています。

※本紙ホームページから全ての記事をご覧いただけます。
Arikainaホームページ
https://arikaina.com


▼コロナワクチン 3回目はほぼ終了へ 4回目の接種券を発送開始
https://arikaina.com/_article/202206/vaccine-1.html

▼ごみのリサイクル率 和歌山県、6年連続で全国ワースト1に
https://arikaina.com/_article/202206/garbage-1.html

▼渦中の和歌山南陵高校 白馬中学校の貸し出し計画も頓挫か
https://arikaina.com/_article/202206/shirama-1.html

▼有田川町の民話を絵本に シリーズ2作目「ふる里の泉②」
https://arikaina.com/_article/202206/folktales-1.html

▼ほか記事一覧
https://arikaina.com/_article/202206/kiji-index.html


メルマガ読者の皆さんこんにちは、Arikaina発行人です。

さて今月はまた心苦しいんですが、間違いの訂正からです。5月号の大般若経の記事でいくつか間違いがありました。本当に申し訳なく、関係各位の皆様にお詫び申し上げます。最近こういうのが多くて、ちょっと凹んでる発行人です…

ここんとこ感染者数もめっきり減り、なんかもうすっかりコロナ前に戻ったかのような感覚になってます。心配されていたゴールデンウィーク後の増加も、ほぼ杞憂に終わりました。今月も記事にしましたが、やっぱりワクチンの3回目が効いてるのかなという気もします。2回目の時も去年の10月には希望者の分がほぼ終了し、それで年末にはすっかりゼロ行進になってました。3回目は有田・海南でも4月には60%ぐらいになってましたし、今のワクチンはオミクロン株には効きがイマイチということからしても、まあその通りの結果になってるのではという気がします。

で問題は、結局、ワクチンの効果が切れはじめたころにまた波が襲来するのではないかということです。本誌の設置などでお世話になっている飲食店の方に聞いても2月ごろは人出がほんとにひどかったそうなので、変異種とか出てこずに今のオミクロン株のままでも、大流行が起こればまたかなり影響が出るものと思われます。

2月ぐらいにまで感染者が増えれば重症者も増えますし、もしそれ以上に増えるような事態になればなおさらです。あと今んとこなんかあんまり取り沙汰されてない気もするのですが、あまりにも感染者が増加すれば、いわゆる後遺症による社会への影響もクローズアップされるようになるのでは、と思います。

新しいワクチンが出てるくというニュースもちらほら出てきてますので、もしオミクロン株以降にヤバい変異種が出てこなければ、新しいワクチンの定期接種で相当に抑えられるようになるのかもしれません。そうなれば、おそらく去年の年末みたいな状態を維持できるようになるでしょう。とは言え世界中でこれだけ毎日感染者が出てますので、新たなヤバいのが出てくるというのもかなり現実的に考えておくべきだとは思いますが。

ただまあしばらくは、落ち着いた状態が続くのではないかと思います。うちの紙面でもコロナがはじまって以降、お店の紹介だのイベントの紹介だのとんとやらなくなり、1回やってみたら発行中にまた流行し出して中止になったり、そんなことがあってまたやらなくなったり…みないなことしてますが、そろそろちょろっと再開してもいいかな、みたいな気にもなってきています。

しかし強力なワクチンとか治療薬が出てこなければ、いずれまた波が来ることになると思われます。3回目のワクチンの効果が切れるころと仮定して考えれば、おおむねこの秋から冬にかけて、ってとこでしょうか。とりあえず今のうちに、それに備えた準備をしておいた方がいいんではと思います。

県内ではこの2月はかつてないほど感染者も出ましたが、同時に、かつてないほど人出も少なくなりました。まん防や緊急事態宣言に関わらず、自主的に行動を制限した人もかつてないほど多かったのではないか、と想像します。しかし感染拡大が長びくにつれて感染者が多いことにもすっかり慣れてしまい、オミクロン株の毒性が低いのもありますが、なんかもう半分「流れ」で元に戻っていっている感じです。

こうなると次に来るであろう波で今までと異なる部分が出てくるのではと考えられるのは、感染が広がっても行動を変化させない人が今までになく多くなり、そのため余計に感染が広がるという悪循環が起こるのではないか、ということです。

今落ち着いている間に、そういう状態への備えをしておくことが必要ではないかと思われます。ほんとにヤバい状況になっても行動変容を起こさない人が多くなるというのはそれ自体がリスクになるので、それに対する備えが必要だと思われます。なんかいつの間にか棚上げになっている5類か2類か新しい類かの問題も、今のうちにやっとく方がいいかもしれません。

そして何より、感染者の数がこれぐらいのレベルになったらこれぐらいの制限や規制を発動する・要請するというの、もうちょっと具体的に示しておくべきではないでしょうか。もちろん、またヤバい変異種とか得てきたらまたちがった対応が必要になるかもしれませんが、今までの経験を踏まえ、たとえば県内で1日300人レベルなら不要不急の外出制限を求めるとか、500人レベルなら幅広く休業要請を求めるとか、1,000人レベルになればかなり強い行動制限を求めることになるとか、あらかじめそういうのを外に示しておいた方がいいのではと思います。

人々の慣れによって感染スピードが加速するかもというリスクを考えれば、かなりひどい状況まで想定しておいた方がいいのではないでしょうか。もちろんそういう風にならなければ良いですが、備えをしておくに越したことはないはずです。


というわけで、今月はこれぐらいにしておきます。なんか煽るようなことばっか書きましたが、もう海外からの観光客の方も来られるようになるそうで、しばらくはどんどん解除解除の流れになっていくと思います。

感染が落ち着いてればもちろんそれもいいと思いますが、またヤバくなったときにキュッと蛇口の栓は絞められるようにしておかないと、また拡大局面になったときに、必要以上に感染を広めてしまうようなことになりかねません。広がりはじめの対応が大事というのは、今までの経験でも思い知らされてることのはずです。

相変わらず戦争も続いていますし、円安やいろんなものの値上げも起こっています。さらにこの夏は猛暑になるとかで、戦争の影響でエネルギー供給に何か問題が起これば、今度はコロナではなくエネルギーのために「おうちにいましょう」になりかねません。感染が落ち着いてきたのはいいものの、少なくとも夏ぐらいまでは、攻めというようり守りを重視した方がいいのかな、と思う発行人でした。ではまた来月〜

※次号は7月10日(日)発行です。

有田・海南のフリーペーパー Arikaina
発行 内河将史
http://arikaina.com
arikaina@gmail.com
〒649-0111 和歌山県海南市下津町方187-10


参考=
Yahoo!ニュース「モデルナ社オミクロン株対応の新ワクチン 抗体が従来ワクチンの1.75倍に(TBS NEWS DIG Powered by JNN)」
https://news.yahoo.co.jp/articles/550656b3c18055118e4ac79e3657e956c5662d64
毎日新聞「米モデルナ、オミクロン株対応の新ワクチン「有望」と発表」
https://mainichi.jp/articles/20220608/k00/00m/040/345000c
観光庁「令和4年6月10日以降の外国人観光客の受入れ開始について」
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page03_000076.html
Arikaina 2021/9号、2022/5号

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