米どころ・山形出身ですが実家は農家ではなく、農作業はこのアルバイトが初めてと言う関口さんですが「自分に合ってるな、と思ってずっと続けています。 何より一緒に仕事をする農家の皆さんが、ホントにいい人たちばかりで…冒険家という仕事についても理解していただけたのが嬉しかったです」 冬の間泊まり込む農家のはなれで取材に応じた関口さん。部屋の中にはテレビとパソコン、あとはノートや北極圏の地図が置かれています。 「ここに帰ってからは、ずっと冒険のことを考えています。ルートを考えたり、計画を練ったり…」 アルバイトを終えて2月にはカナダに渡り、そこから冬の北極圏へ。陸の上だけでなく海の上も氷上を徒歩で移動し、数年がかりでカナダ北部の町・レゾリュートを目指す予定です。 厚い氷の上とは言え、海上では海流により氷も動くとか。吹雪が起これば1人テントで何日も過ごし、クマの襲来にも気を付けなければなりません。 「もちろん恐さはありますが、大きな自然の中にいる方が自然な感じがするんです。自分がいるべき状態にいる、と感じます。具体的に危険な面があっても、孤独や精神的負担を感じることはないんです」 現在スポンサーも9社付き、物資の支援を受けている関口さん。11月には大阪でのイベントで、自身の活動を講演しました。 「和歌山では仕事ばかりでなかなか他の事はできていませんが、機会があれば自分の活動をもっと知ってほしいという気持ちはあります」 来年以降も、冬期は有田でみかんの仕事を続けて行く予定とのことです。 ※関口さんのブログ ameblo.jp/timl40000k 講演依頼等はメール= timl40000k@yahoo.co.jp まで (1) (2) 前の記事 [3]こども食堂有田に
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