10月、仁坂知事が和歌山市で政治資金パーティを開催。コロナの影響で例年のような立食パーティではなく着席スタイルになったものの、写真で見るかぎりは結構「密」な状態になっています。 知事の公式ホームページでの告知によると、パーティの名称は「仁坂吉伸を囲む会」。 10月23日、和歌山市内のホテルアバローム紀の国「鳳凰の間」で開催されました。当初は2月に予定されていましたが、コロナの影響で8か月遅れでの開催になったとのことです。 知事の後援会によると、パーティの会費は1万円で約600人が参加。ホテル内で2会場に分かれて開催され、会場にはもともとの定員の半数しか入れないようにしたとのこと。 しかし知事の公式ホームページや参加者がSNSにアップした会場の写真を見ると、結構「密」な状態に。イスとイスの間隔は空けられているものの、背もたれの幅からすると、せいぜい1席分ほどしか空いていないように見えます。 コロナ禍の中、県ではホームページで「県民の皆様へのお願い」として、各業界が出しているガイドラインを遵守することを求めています(*1)。 ホテルでは(一社)日本ホテル協会のガイドラインが示されており(*2)、ガイドラインでは「ホテル内には、不特定多数のお客様が一定の時間滞在されることから、集団感染のリスクが高いと考えられている3つの密(密閉・密集・密接)を回避することが重要である」として、「人と人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける」とされています。 また県自身も不特定多数の人が集まる施設の事業者に対して、「人が多く集まる場所では、会場等の広さを確保し、お互いの距離を1〜2メートル程度あけるなどして、人の密度を減らしてください」と呼びかけています(*3)。 (*1)=和歌山県ホームページ「県民の皆様へのお願い(令和2年9月3日)」 www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/ 011900/d00205152.html (*2)=(一社)日本ホテル協会「ホテル業における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」 www.j-hotel.or.jp/uploads/ jhotel-admin/3729ece1a25771 a8e66bb4b8bad8c239-1.pdf (*3)=和歌山県健康推進課、食品・生活衛生課「不特定多数の人が集まる施設の事業者の皆様へ(お願い)」 www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/ 041200/d00203179_d/fil/futokutei.pdf 前の記事 [3]日赤がんセンター開設
[2]記事一覧へ [0]トップページへ戻る |