Arikaina 2011/11 鮎釣り業者大打撃[2]
10月下旬になって道路の通行止めは徐々に解除されて来ましたが、今もあちこちで流木や岩が散乱している状態の有田川。

「冬は鮎の産卵の時期なんですが、川のにごりがひどい。

鮎は綺麗な水の所に卵を産むので、今のままだと来年の鮎は数が少なくなったり、個体が小さくなるのではと心配しています(別の有田川町内の業者)」

ただでさえ客足は低下傾向 来年も心配材料が

 先の業者によると、近年はおとりに比べて手軽なルアー釣りに押され気味で

「台風が無くても、ここ3年くらい、おとりの客足は下がり続けている」とか。そこに今回の台風の大打撃。

「今のままだと、廃業するところが出て来てもおかしない思うよ」

 有田川の風物詩とも言えるおとり釣りの風景ですが、しばらくは厳しい状態が続きそうです。
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2011/11号
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