しかしこの箇所ではその1週間ほど前、8月2日にはすでに土砂崩れが始まっていました。 「雨で少し崩れて、その後8月7日にも雨で少し崩れた」 県有地(民有地も含む)である当該地区での土砂崩れに、県の担当も現場を確認したものの、 「その時の崩壊は小規模なものであり、すぐに大きな対策をするということはなかった(県海南工事事務所)」 しかし8月9日、丘は大きく崩壊しました。 幸い民家には被害は無かったものの、小屋がひとつ倒壊。付近には避難勧告が出され、現在も出されたままになっています。 対象となっているのは、7世帯20人。 勧告は必ずしも強制力を持つものではありませんが、対象となる世帯のうち、3世帯10名の方が避難しています。 現在、避難者は別の民家や市営住宅に避難していますが、 「(避難している人に)この前聞いたら『正月までには帰りたい』言うてた。みんな帰りたい言うてるよ(先の住民)」 [6]前に戻る (1) (2) (3) 前の記事 [3]復旧工事費はほぼ全額が国へ
[2]記事一覧へ [0]トップページへ戻る |