Arikaina 2015/8 地ノ島・海水浴客が減少[2]
 地元では毎年夏のシーズン前にはボランティアを募って島を清掃、渡船を行う南村渡船では和歌山市内でチラシのポスティングを行うなど努力を続けていますが、かつては定番だった学校の遠足もすっかり無くなり、渡船のベテラン船員も、「(昔に比べれば)減ったわなあ」と話します。

 取材時、今では使われなくなった渡し船が一隻、渡し場に係留されたままになっていました。古くなり傷んでしまっているものの、修理されずそのままになっているとか。

県の統計によると、地ノ島をはじめとする西有田には20年前の平成7年には18万人の海水浴客が訪れていました。しかし昨年、平成26年度は3万9000人と、大幅に落ち込んでいます。無人島であるが故の美しい浜辺、バーベキューのできる海岸と言った地ノ島の魅力は今も健在。地元の努力で、かつてのにぎわいを取り戻すことはできるでしょうか。

※地ノ島へは初島漁港から船で約7分。海水浴場は8月31日(月)まで、料金は大人1000円〜です。渡船の申し込みは南村渡船(TEL.0737・83・3730、もしくは松林渡船(TEL.0737・83・3000まで。
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2015/8号
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