町では防災無線で注意を呼びかけたり、罠をしかけるなどの対策をとっています。 最初に目撃情報があったのは、同町の下津木地区。 11月18日に目撃情報が寄せられ、次いで22日にも、近くの前田地区にある大正池で「熊のような動物」を目撃したとの連絡が町に寄せられました。 目撃された場所は比較的民家にも近く、町ではこれを受けて22日から熊の捕獲わなを設置。 わなはドラム缶を2つつなぎあわせたような形状で、中に柿など、熊をおびきよせるためのエサが設置されているとのことです。 同町では昨年11月にも、熊の目撃情報が寄せられています。 冬でも活動する場合も 海南市にある県立自然博物館によると、熊は冬眠の時期であっても「気温が氷点下まで下がらないようであれば、冬場でも活動する可能性がある」とのこと。 もし遭遇した場合にどうすべきかについては、「結構臆病なので、こちらから向かわない場合は向こうからも来ません。 遭遇した場合は、体を熊に対して真正面に向け、後ずさりしながらゆっくりとその場を立ち去ることです。よく言われる『死んだふり』は効きません」と話しています。 前の記事 [3]海南市、未就学児の給食無償化
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