しかし中には、イベントを開催するところも出ています。 第2回有田フェスティバル 3月22日、有田市民会館で開催された「第2回有田フェスティバル」。 物販をはじめ、会場にさまざまなブースが並びました。 「開催してもいいか市には聞いたんですが…ただ夏にも第3回を予定していたんですが、そちらは中止する予定です(主催者)」 会場の使用許可を出した有田市民会館では、「厚労省のホームページですとか、国の方で集会を開く際の注意事項をもとに感染予防につとめてくださいとの指導はしましたが、中止の要請はしていません」と話しています。 市役所に電話やメールが殺到 第5回全肉祭 「全肉祭」は和歌山城で開催される、屋台を中心としたイベント。 3月28日〜4月5日に開催されましたが、和歌山市の和歌山城整備企画課によると、開催後、市には電話やメールが殺到したとのことです。 同課によると、全肉祭について和歌山城の使用許可を出したのは2月中旬。 「日本でも各地でちらほら新型コロナウイルス感染症の方が発生されつつありましたが、今ほど緊張が高まってない時期でした(同課、取材日は3月31日)」 県内では2月13日に最初の感染者が確認され、その後2月18日までに12名の方の感染が確認されています。 「是非、ご来場ください」 市もホームページで呼びかけ 和歌山市はホームページ内で全肉祭を紹介し、「是非、ご来場ください」と呼びかけていました。 しかし全肉祭の開始後、3月30日にはページが削除されていました。 市の商工振興課では「様々な方からのご意見を踏まえ削除いたしました」と話しています。 また尾花市長も、開催に際して祝電をよせています。 住民、国民全員がやらないと 封じ込めるのは難しい 会場となった和歌山城すぐ近くの和歌山市役所では、全肉祭開催の9日前、3月19日に市職員2名の新型コロナウイルス感染が確認されています。 有田市立病院の感染制御室看護課長・吉田俊晴さんは、本紙3月号での取材に際しこう話していました。 「一人ひとりが協力することで、防げる可能性は高まるということです。(中略)感染症対策は、病院だけでどうにかなるものではありません。住民、国民全員が協力してやらないと、封じ込めるのは難しいです」 全肉祭は、5月にも開催を予定。 イベントのちらしによると、主催はGi-FACTORY。 和歌山市/和歌山市教育委員会/テレビ和歌山/和歌山放送/エフエム和歌山/きのかわトークニュースが後援となっています。 前の記事 [3]パブコメ募集わずか12日間
[2]記事一覧へ [0]トップページへ戻る |