こうした状況を受けて昨年12月、地元有志でつくる「有田地域の医療の充実を求める会」が、有田各地で集めた5874筆もの署名を県に提出しました。 同会は12月21日、県の出先機関である有田振興局(湯浅町)で署名を提出。同会では署名とともに提出した仁坂知事あての文書の中で、有田市立病院でのお産の再開や、小児救急など高度医療のできる総合病院を有田郡市に設置することを求めています。 有田郡市は県が5年前に策定した地域医療構想の中で、県内の各地域の中で唯一、将来的に高度急性期(救急救命や集中治療など、高度かつ緊急性が求められる医療)が不要な地域とされています。 昨年は署名に先がけ、有田郡市の1市3町により、各議会から知事あての意見書も提出されました。地域で安心して出産・育児ができることや、病床数を削減しないことなどを求めています。 前の記事 [3]飲食店の喫煙に関する調査
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