Arikaina 2021/1 フードバンク和歌山需要急増
需要急増、特に子ども服が不足 フードバンク和歌山

12月に海南市で開催されたフードドライブの会場

 母子家庭など、生活困窮家庭に食料品や衣類を配布する活動をしているNPO法人「フードバンク和歌山」。

先月号でもお伝えした通り、同NPOではコロナ禍で物資の需要が急増。今は子ども用の服が特に不足しているとのことです。

 フードバンク和歌山は、6年前から活動を開始。県内全域で食料品や衣類の寄付を受けつける「フードドライブ」活動を実施しています。

全国フードバンク推進協議会に加盟しており、県外の同様の団体とも食料品を融通しあうなど協力。災害時の支援も行っており、最近では熊本地震の際にも物資を提供したそうです。

 昨年2月にコロナ禍がはじまってからは、「県内で(必要となる食料品は)2〜3倍になっています(フードバンク和歌山の鈴木事務局長、以下カッコ内同じ)」という状態だとか。

「失業が多く、(事務所にかかってくる)電話も非常に多くなっています。食料品の配布も以前は直接配っていましたが、数が多過ぎ、今は各市町村の社協(社会福祉協議会)さん等を通じて配ってもらっています」配布の対象となっているのは、母子家庭が多いとのことです。

 鈴木事務局長によると、食料品はできればレトルトや缶詰、お米など日持ちのするものをお願いしたいとのこと。また、衣類では子ども用の服が特に不足しているとのことです(ただし、衣類の寄付は新品にかぎります)。寄付は各地で開かれているフードドライブのほか、御坊市にある同NPOの事務所で随時受け付けています。

 また同NPOでは、和歌山市内でフードライブを開催できる場所を募集中。開催時には、写真のような車を置いて対応しています。
▼フードドライブ予定
▽1月17日(日)10時〜13時
有田市宮崎町宮ノ脇481ー4(有田大橋南・ファミリーマートとドコモ角の「宮崎」交差点から西(海側)へ約800m)
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雨天決行

▼NPO法人フードバンク和歌山事務所
(食料品の寄付を随時受付。また、食料品の配布を希望する方もこちらへご連絡ください)
御坊市湯川町財部778ー7(広川インターから42号線を南へ17キロ、ロマンシティ御坊前の「財部」交差点を左折(東へ)し1キロ。エネオスを越え、空手道・ボクシングの「飛翔会」から駐車場をはさんで隣)
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受付9時〜18時
TEL.080・3792・0000
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