Arikaina 2021/6 有田市で魚のへい死相次ぐ
有田市で魚のへい死相次ぐ…が、くわしい調査は行われず
 有田市の立神社近く、山地(やまち)地区の高山川で、4月〜5月にかけて魚のへい死が相次ぎました。2回あわせて1万匹ほどが死んだとみられていますが、川を管理する県では、くわしい調査はしないとのことです。

 へい死が確認されたのは、4月26日と5月11日。いずれの日も市民から市役所に通報があり、同地区内の農業用水路から高山川にかけて、ボラなど約5000匹の魚がへい死していることが確認されました。2日とも、同じ農業用水路でへい死が確認されているとのことです。

 しかし川を管理する県では「簡易な水質検査は行い、pHや酸素濃度は異常ありませんでした(県環境管理課)」として、くわしい調査は行わないとのこと。短期間に魚の大量死が繰り返されましたが、原因については「さまざまなものが考えられる(同)」としています。

 同課によると、この場所では過去にも何度か魚のへい死が確認されているとのこと。高山川は有田川へと続く二級河川で、42号線「野」交差点から南東方向、有田川から県道有田湯浅線にそって流れています。
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2021/6号
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