有田地方で学級・学年閉鎖相次ぐ 海南市・有田市は非公開県内でも1月から猛威を振るっている新型コロナウイルス。感染拡大により、有田地方でも学校の学級・学年閉鎖が相次いでいます。ただ今のところはどの市・町でも、一斉休校や分散登校は検討していないとのことです。 ※記事の内容は2月7日時点のものです。
有田・海南の各市・町の教育委員会によると、1月から湯浅町で3件・広川町で1件・有田川町で5クラスの学級閉鎖や学年閉鎖があったとのこと。有田川町では、学校閉鎖もあったとのことです。紀美野町では、今のところ発生していないとのこと。海南市と有田市は、学級閉鎖や学年閉鎖が起こっているかどうかについては「答えられない」としています。 実際にどの程度感染者が出た場合に学級閉鎖や学年閉鎖を行うかについては「その都度、保健所と話しており、明確な基準はない(海南市)」「保健所等の指導や、学校と相談して決めている(広川町)」など、はっきりとした基準は定めていないという回答が目立ちました。 文科省では昨年8月に発表したガイドラインで、「学校の設置者は、緊急事態宣言対象地域、又はまん延防止等重点措置区域においては、学校内で感染が広がっている可能性が高い場合に臨時休業を行う範囲や条件を事前に検討し、公表しておくことが適切です」としています。またどの市・町でも今のところ、一斉休校や分散登校といった措置は検討していないとのことです。 県が2月6日に発表した資料では1月以降の県内の感染者のうち、職場・学校が感染経路と推定される例は24%と、家族(52%)に次いで多くなっています。 参考=文部科学省「学校で児童生徒等や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドラインの送付について」(www.mext.go.jp/content/20210827-mxt_kouhou02000004520-1.pdf)/和歌山県庁メールマガジン「わかやま通信」令和4年2月6日(http://wave.pref.wakayama.lg.jp/prefg/000200/mailmagaform/backnumber/r040206.html) 前の記事 [3]無料の抗原検査・PCR検査
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