Arikaina 2023/8 県が「通販生活」事業者募集
営業を肩代わり?県が「通販生活」に掲載する事業者を募集

 和歌山県は7月末から、通信販売のカタログ「通販生活」に掲載する事業者の募集をはじめました。応募は県庁で受け付け、商談会の会場も、無償で運営会社に貸し出すとのことです。

 県企業振興課によると、県内の事業者から「通販生活」に掲載する製品を県の方で募集。それを元に「通販生活」側が書類選考を行い、商談会を行うとのことです。応募できる品目は「機能性レディースインナー」「ファッション雑貨」などと指定されており、同課によると、これらの品目は「通販生活」側が指定しているとのこと。商談会は9月に県民文化会館で行われますが、会場も県が用意するとのことです。

 「通販生活」のホームページによると、同誌は1982年に創刊。県の資料によると60代以上の女性にマッチするとしています。同様の通信販売カタログとしては、ほかにも「セシール」や「ニッセン」「ベルメゾン」などがありますが、同課によると、今回の商談会は「通販生活」を発行する(株)カタログハウスの方から県に話があってのもので、入札などで事業者を選んだわけではないとのことです。

 なお「通販生活」はホームページでも掲載する商材を募集しており、「皆さまご自慢の商材を求めています。市場に出回っている量産品とはひと味違う商品を、ふるってご提案ください」としています。

参考=【公式】カタログハウスの通販サイト「通販生活会社概要・沿革」(https://www.cataloghouse.co.jp/company/profile/history.html?sid=top_foot_history)/株式会社セシール「事業紹介」(https://corp.cecile.co.jp/service/)/株式会社ニッセン「見つけよう、見つめよう。「ちょっといいな」がある毎日。」(https://info.nissen.co.jp/?2nd=ntop_920_002)/通販のベルメゾンネット(https://www.bellemaison.jp/)/クチコミランキング「カタログ通販」(https://kuchiran.jp/life/catalog.html)


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