Arikaina 2025/3 ワカヤマソウリュウ、復元骨格と模型が完成![2]
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その巨大さを体感できる
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ワカヤマソウリュウ、復元骨格と模型が完成!自然博物館やALECで展示[2]
海南市や有田川町をはじめ、
約2年かけて各地で巡回展示
復元骨格・復元模型は2月末から県民文化会館で展示されたあと、3月中旬からは海南市にある県立自然博物館で展示されます。その後、4月中旬には化石が発掘された有田川町のALECで展示を開始(7月中旬まで)。さらにその後も南紀熊野ジオパークセンター(串本町)など、約2年ほど各地で巡回展を行う予定です。同博物館によると、県外の施設からも展示の依頼があるとのことです。
小原さんによると、巡回展が終わった後は同博物館で展示される予定とのこと。そのさいは復元骨格は天井からつるして展示する予定となっており、その場合は、外に持ち出して展示するのは難しくなるとのことです。
▼県立自然博物館での展示
▽期間=3月15日(土)〜4月6日(日)
▽開館時間=9時半〜17時
▽月曜休館
▽入館料=大人480円(高校生以下と65歳以上の方は無料)
▽アクセス=海南市船尾370ー1(海南インターからは42号線の温山荘・餃子の王将カドの信号を左折)
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▽駐車場有
▽問い合わせ=TEL.073・483・1777
※期間中の3月26日(水)は、同博物館は入館無料です。
本物の化石も3月から常設展示
なお「復元」ではない本物のワカヤマソウリュウの化石は、これまでは県立自然博物館の特別展などで展示されてきましたが、同博物館によると、3月15日(土)からは同館で常設展示されることに。スペースの都合で主要な部位のみの展示になるとのことですが、これからは本物の化石がいつでも見られることになります。
有田川町では模型を使って授業
4月からは原寸大の模型も!
県とは別に、化石が発掘された有田川町でもワカヤマソウリュウの骨格模型を製作しています。町の教育委員会によると、すでに町内の小・中学校7校で模型を使った授業を行ったとのことです。
同教育委員会によると、4月からは新たに全身を復元した骨格模型も作成するとのこと。県の製作したものと同様、発見されていない部分の骨も製作し、原寸大で再現するとしています。
参考=和歌山県立自然博物館「和歌山で発見された モササウルスの新種ワカヤマソウリュウ 和歌山滄竜」(https://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/wakayamasouryu/index.html)/和歌山県教育委員会「ワカヤマソウリュウ(和歌山滄竜)について」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500000/d00215304.html)/Arikaina 2024/7「特別展にロゴに電車の床にノこの夏大活躍!ワカヤマソウリュウ」(https://arikaina.com/_article/202407/wakayama-souryu-1.html)/株式会社海洋堂「海洋堂とは」(https://kaiyodo.co.jp/company/)/Facebook「古田 悟郎」(https://www.facebook.com/goro.furuta.39/?locale=ja_JP)/南紀熊野ジオパーク「南紀熊野ジオパークセンターについて」(https://nankikumanogeo.jp/geopark_center/)/和歌山県立自然博物館「ご利用案内」(https://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/guidance.html)/和歌山県ホームページ「県民の友3月号」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/bcms/prefg/000200/kenmin/web/202503/moyooshi.html)/Arikaina 2024/8「ぬいぐるみは品切れ寸前に 大人気!ワカヤマソウリュウ特別展」(https://arikaina.com/_article/202408/wakayama-souryu-1.html)/石垣小ブログ「ワカヤマソウリュウ出前授業〜6年〜(有田川町荻野氏)」(https://aridagawa-edu.jp/pages/72/detail=1/b_id=348/r_id=2901)/八幡小学校ブログ「ワカヤマソウリュウ出張講座(1・2年生)」(https://aridagawa-edu.jp/pages/76/detail=1/b_id=352/r_id=3055/)
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