Arikaina 2025/7 自殺した和歌山市職員の遺族が市を提訴[3]
面会は拒否、第三者委員会の設置も拒否

「全責任は尾花市長に」自殺した和歌山市職員の遺族が市を提訴[3]


約1000万円を不適正使用で、停職6か月
軽過ぎる処分に「報復が怖い」

 良浩さんの公益通報により、市役所の職員15名が処分されました。しかしその内容は、交付金約1000万円を不適正使用で停職6か月など「普通の会社では考えられない(支援する会の岩城穣弁護士)」非常に軽いもの。良浩さんは処分に関し、「停職6か月にしかならなかった。組織に対して信頼ができないし、残った人から何かされやんかなっていう報復が怖い(良浩さんの自殺について調査した、市の審査会による意見書より)」などと話していたそうです。

良浩さんの席のすぐ近くに、処分された職員が

 良浩さんはその後、児童館から生活保護課に移動に。するとその隣の部署に、良浩さんの公益通報によって処分された職員が配属になりました。その職員の座席は、良浩さんの席のすぐ近く。前述の審査会ではこの人事について「公益通報者の心情への配慮を全く欠いた行為であり、不適切であったと言わざるを得ない」と述べています。

 この人事の2か月後、良浩さんは公用車で接触事故を起こし、その3日後、自宅で自ら命を絶ちました。

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