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Arikaina 2026/1 海南金屋線の改良区間、ほぼ開通
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ようやくほぼ完成も、周辺人口はかなり減少
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険しい山道を大幅ショートカット!海南金屋線の改良区間、1月18日に"ほぼ全線"開通[2]
要望から30年以上、工事開始から15年
周辺人口は大幅に減少
海南〜金屋にまたがる山を越えるこの区間については、地元では古くから整備の要望が上がっていました。
95年12月の県議会ですでに、吉井和視議員が「金屋町から海南市間の現状は、非常に狭く、大型トラックが通行困難な道路でありますゆえに、地域住民としては多年の悲願としてトンネル化を望んでいるところであります。県においてもこのことについて、ずっと以前から国に対して要望を続けていただいていると思います」と発言しています。
県の道路建設課によると、海南金屋線の工事が始まったのは2011年度。工事開始からおよそ15年がかりでの開通となります。
海南市の統計によると、2011年度の海南市の人口は約5万6000人。昨年12月末では約4万5000人となっており、約20%減少しています。同じく有田川町は約2万8000人から24000人と、約15%の減少です。前述の県議会で発言があった95年と比較すると、海南市では約28%、有田川町では約20%もの減少となっています。
地元の要望から30年以上、工事開始から15年を経てほぼ開通した海南金屋線の新区間。移動時間の短縮に加え、走行の安全性向上や災害への備えとして期待される一方、急激な人口減少が続く中では、道路整備の意味や役割も、これまでとは違った視点で考えられる時期に来ているのかもしれません。
参考=わかやま県政ニュース「県道海南金屋線の改良区間のうち、鏡石トンネルを含む延長約4.8kmが完成し、令和8年1月18日(日)15時に供用します」(http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/kensei/shiryo.php?sid=43910)/広報かいなん '26年1月号(https://www.city.kainan.lg.jp/shiseijoho/citypromotion/kohokainan/kohonew/5592.html)/和歌山県議会「平成7年12月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(全文)」(https://www.pref.wakayama.lg.jp/gijiroku/p042519.html)海南市「統計かいなん 2024」(https://www.city.kainan.lg.jp/material/files/group/6/302023_kainan_statistics_2024_1.pdf)/海南市(https://www.city.kainan.lg.jp/index.html)/有田川町「有田川町の人口動態」(https://www.town.aridagawa.lg.jp/top/kakuka/kibi/6/2783.html)/有田川町「くらし・行政サイト」(https://www.town.aridagawa.lg.jp/top/index.html)/有田川町「有田川町人口ビジョン」(https://www.town.aridagawa.lg.jp/material/files/group/11/Jinkou_Vision_201510.pdf)
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