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Arikaina 2026/3 いじめ重大事態で会見[1]
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学校が対応してくれない時、保護者はどうすればいい?
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有田市内の小学校でいじめ重大事態 市教委が記者会見、調査報告書を公表[1]
有田市内の小学校でいじめ重大事態があったとして、市の教育委員会が2月12日に記者会見を行いました。同委員会によると、有田市内でいじめ重大事態が認められたのはこれがはじめて。市教育委員会は弁護士などで構成する調査組織を設置し、関係者への聞き取りなどを実施。調査報告書を市のホームページで公開しました。
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対応に問題があったとして、記者会見で謝罪する有田市教育委員会(2月12日、有田市役所にて)
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いじめ重大事態は」いじめ防止対策推進法」で定義されているもので、学校で児童生徒の生命・心身・財産に重大な被害が生じた疑いがある場合や、いじめによって相当期間の欠席を余儀なくされた場合などに、事実関係を明らかにする調査を行うことが求められています。
「あほ」「ばか」「しね」と毎日言われる
学校は「いじめ」として扱わず
報告書によると、被害児童は1年生のころ('23年)から、加害児童にズボンを脱がされたり、「あほ」「ばか」「しね」と毎日言われる、といった行為を受けていたとのこと。学校が実施したいじめアンケートでも、被害児童は「いじめられたことがありますか」という問いに「ある」と回答していました。保護者は校長に相談しましたが、学校側は当初、いじめとして扱っていなかったとされています。
頭を壁に打ち付けられる出来事
学校側は病院に連れて行かず
その後、2年生の7月に被害児童が加害児童に、頭を壁に打ち付けられる出来事が発生。被害児童は後の調査の聞き取りで、「とんがった角あるの、めっちゃ痛かった」などと話しています。
この出来事をきっかけに、学校側はようやくいじめとして対応するようになり、保護者との話し合いの場も設けられました。しかし保護者は後に調査組織の聞き取りの中で「認識の差を感じた」と述べています。
また、この際に学校は被害児童を病院へ連れていきませんでした。数日後に受診すると、保護者は医師から「早く連れてきた方が良かった」と伝えられたといい、報告書はこの対応が保護者の不信につながったと指摘しています。
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